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ネットワールドと日本オラクル、協業でデータベースログの分析ツールを発表
ネットワールドと日本オラクルは、協業によりデータベースのログデータを分析するツール「Chakra BI Solution Pack」を開始し、企業の内部統制の確立を支援する。
ネットワールドと日本オラクルは5月17日、データベース監査の分野で協業し、データベースログの解析や分析を行う「Chakra BI Solution Pack」を販売を発表した。
Chakra BI Solution Packは、ネットワールドのパケットキャプチャ型ツール「Chakra」と、日本オラクルの分析環境整備ツール「Oracle Business Intelligence Suite Standard Edition」が組み合わさったものとなる。
同製品により、内部統制などに必要なデータベースアクセスに関する報告書を作成したり、事故や緊急事態に対する分析を行うことができる。経営と現場の両面からの「見える化」を実現する。
価格は約250万円からとなり、ネットワールドの代理店経由で販売される。今後2年間で、200社以上の導入を目指す。
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