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NEC、3Tバイト搭載する中小企業向けNAS
NECは、中小企業や部門ファイルサーバに向いたNASのタワー型モデル「iStorage NS47P」を発表した。3Tバイトと従来比1.5倍のストレージ容量を搭載でき、処理速度も15%向上させた。
NECは5月30日、中小企業や大企業の部門ファイルサーバに向いたNAS(Network Attached Storage)のタワー型モデル「iStorage NS47P」を発表した。3Tバイトと従来比1.5倍のストレージ容量を搭載でき、処理速度も15%向上させた。オフィス内に分散している部門ファイルサーバやバックアップシステムの統合を低コストで行うのに向いているという。
マイクロソフトのストレージ専用OS「Windows Storage Server 2003 R2」を採用し、デュアルコアCPUのXeonプロセッサ3040/1.86GHzを搭載した。管理性を向上するため、OSの動作状態や電源のオンオフに依存せずにハードウェアコンポーネントの監視などできる「EXPRESSSCOPEエンジン」を標準搭載した。
HDD容量の異なる3モデルを用意。価格は34万8000円(250GバイトHDD×4)、49万8000円(500GバイトHDD×4)、59万8000円(750GバイトHDD×4)となっている。
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