より詳細なログ情報を取得できる「Meta Logger」を販売、ネットワールドとアイベクス
ネットワールドとアイベクスは、サーバベースコンピューティング環境に対応したクライアント操作記録ツールの新版を販売する。
ネットワールドとアイベクスは6月12日、端末操作記録ツールにウィンドウタイトルや電子メールなど精細なログ情報が取得できる新機能を追加した「Meta Logger 1.3」を販売すると発表した。
Meta Loggeはアイベクスが開発した端末の操作記録ツール。サーバにインストールするだけで、Citrix Presentation Serverにおけるクライアント端末のアプリケーション起動やファイル保存などの操作履歴をアカウントごとに解析できるほか、コピーやペーストなどの操作履歴やWebアクセス履歴なども記録できる。
Meta Loggerは情報やデータの集中管理を行うCitrix Presentation ServerによるSBC(サーバベースコンピューティング)環境に対応しているが、Meta Logger 1.3ではアプリケーションデリバリインフラとなっているCitrix Presentation Server 4.5に対応した。
また操作記録をより細かく取得できるようになった。具体的にはウィンドウタイトルや電子メールの送受信、ファイル操作時の記録やデバイス情報などのログが取得できる。加えてSBC環境、VDI(バーチャルデスクトップインフラストラクチャ)環境、ブレード環境、クライアント環境などにまたがってログを一元管理できるなど、記録ツールの拡充が行われている。
OSはWindows Server 2003とWindows 2000 Serverに対応。価格はインストール用メディアキットが5000円、アカウントライセンスは1ユーザー当たり9000円、同時接続数ライセンスは1接続当たり1万7000円(それぞれ税別)となる。
関連記事
- ネットワールドとアイベクス、PC操作記録ツールの新製品を販売開始
- 幅広いアプリを幅広い環境にお届け、シトリックス
シトリックス・システムズ・ジャパンは、同社の主力製品である「Citrix Presentation Server」の新バージョン、「Citrix Presentation Server 4.5」を発表した。 - ネットワールドとアイベクス、Citrix端末の操作記録ツールを発表
ネットワールドとアイベクスは、Citrix Presentation Server上のクライアントごとの操作履歴を記録できるソフトウェア「Meta Logger」の販売を開始した。 - Citrix上のクライアント操作記録ツールにWindows 2000 Server対応版が追加
ネットワールドとアイベクスは、Citrix Presentation Server上のクライアントの操作履歴を記録する「Meta Logger」について、Windows 2000 Server対応版を提供することを明らかにした。 - CitrixサーバとQeng Ho VSR MSの連携、シンクライアントソリューションを実現
ネットワールドとアイベクスは、「Citrix Presentation Server」と、アイベクスのクライアント管理用ソフトウェア「Qeng Ho VSR MS」の連携ソリューションで提携を行った。 - イーマネジメント、ユビキタス環境に適した「ユビキタスメールサーバ」を販売開始
イーマネジメントは、アイベクスと共同開発した、PDAや携帯電話でもPC並のメール環境を提供できるメールサーバ「ユビキタスメールサーバ」の販売を開始する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.