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「VA Virtual-suite」でXenの不安を取り除くVA Linux
VA Linuxは、仮想マシンモニタ「Xen」に関する総合サービスメニュー「VA Virtual-suite」の提供を開始した。
VA Linux Systems Japan(VA Linux)は、仮想マシンモニタ「Xen」を中心に、コンサルティング、システム設計・開発、検証、機能解析、障害解析などのサービスを、ソースコードレベルから提供する総合サービスメニュー「VA Virtual-suite」の提供を開始した。
同サービスは、仮想化システムの検証、導入、運用を行っているシステムインテグレーター、サービスプロバイダ、データセンターや一般企業に対して提供される仮想化システムに関する総合サービスメニュー。同社は2005年4月からカーネル対応障害・性能解析サービスである「VA Quest」を提供しているが、今回の発表も、ソースコードレベルから仮想化システムをサポートするもの。
具体的なメニューとしては、Xenに関する障害解析・性能解析を提供する「Xen Quest」、Xenに関する受託・開発サービス「Xen Expert」、Xenに関する機能強化やチューニングなど問題解決のためのコンサルティングサービス「Xen Zest」などが用意されている。Xen Questの価格は月額160万円。月額64万円のトライアルメニューも用意される。
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