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「ログを正しく管理している?」――ユニシスがログ運用状況を見える化するサービス
日本ユニシスは6月25日、企業のITシステムのログの管理状況を調査したり、管理システムの構築支援を行うサービスを開始した。
日本ユニシスは、ITシステムのログの運用および活用を支援するサービス「統合ログ管理ソリューション」を6月25日より開始した。企業の情報セキュリティ対策や内部統制のモニタリングを目的とした、コンサルティングや管理システムの構築支援を一貫したサービスとして提供する。
統合ログ管理ソリューションでは、セキュリティインシデント管理、内部統制の有効性評価や監査への対応を目的に、サーバやネットワーク機器、業務システムが出力するログの運用管理状況を可視化するとともに、具体的なログ管理システムの構築からユニシスのノウハウを収めたナレッジデーターベースによる顧客サポートまでを行う。
コンサルティングでは、セキュリティ認定資格であるCISSPを取得したエンジニアやログに精通したコンサルタントがログ管理の現状を独自のフレームワークやテンプレートを使って調査、ユーザー企業または同社の推薦するガイドラインに沿った提言を行う。併せて、そのレポートから管理対象とすべきログを選別して、収集、分析、レポートする仕組みのための要件を定義するサービスも実施する。
さらに、SIM(セキュリティ情報管理)機能を持つアプライアンス製品「Network Intelligence ENGINE Appliance」を中心としたログ管理システムの設計/構築を支援するサービスも提供する。
同社では今後3年間で10億円の売り上げを見込んでいる。
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