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Windows版Safariにまた新たな脆弱性、最新版3.0.2にも影響
Appleがβ版として提供しているWebブラウザ「Safari」のWindows版に、ブックマーク機能に関連する新たな脆弱性が発見された。
Appleがパブリックβ版として提供しているWebブラウザ「Safari」のWindows版に、さらなる脆弱性が発見された。仏FrSIRTによると、6月22日にリリースされたばかりの最新バージョン3.0.2でもこの脆弱性が確認されたという。
この問題は、Safariのブックマーク機能に存在する。長すぎるタイトルタグが付いた悪質ページをブックマークしようとするとバッファオーバーフローが発生する。この結果、DoS状態を誘発されてブラウザがクラッシュしたり、リモートからの任意のコード実行につながる恐れがあるという。
FrSIRTではこの脆弱性の深刻度を、最も高い「Critical」と評価している。
6月26日の時点で、この脆弱性に対する公式パッチは提供されていない。
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