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マッシュアップで100万円を狙え!サンとリクルートがコンテストを開催
サン・マイクロシステムズとリクルートは、企業が提供するWeb APIを活用したマッシュアップコンテスト「Mash up Award 3rd」の開催を発表した。
サン・マイクロシステムズ(サン)とリクルートは6月27日、企業が提供するWeb APIやプログラムコード、開発ツール、ホスティングサービスなどを活用した新しい情報サービスのアイデア作品を募るコンテスト「Mash up Award 3rd」を開催すると発表した。
マッシュアップは、複数のWebサービスのAPIを組み合わせ、ひとつのアプリケーションとして再構築するもの。最近、Web2.0のサービスをエンタープライズ分野に取り入れる動きが見受けられる中、2社はマッシュアップの発展と開発者の活躍の場を拡大させることを狙いとし、コンテストを開催してきた。
3度目の開催となる今回は、日産自動車やセールスフォース・ドットコム、富士ゼロックスなど26社の参加協力企業が名前を連ねる。開発環境の提供が拡大されるほか、リクルートが同日にオープンしたデベロッパー応援プロジェクト「つくるぶ」や、サンのイベントとも連動して、マッシュアップの認知度を広めていくという。
エントリー期間は6月27日の18時から9月10日の17時59分まで。参加協力企業が提供するWeb APIを少なくとも1つ利用することが応募条件となる。最優秀賞には賞金100万円が贈られる。公式ホームページのオンライン登録フォームから参加登録ができる。
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