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IBM、スペイン電力大手Iberdrolaと8440万ドルの契約
IBMがIberdrolaの施設内にITイノベーションセンターを開設する。また同社からITインフラ管理契約を受注。
米IBMは7月5日、スペインの電力大手Iberdrolaと8440万ドルの契約締結で合意したと発表した。IBMの子会社INSAは、スペインのサラマンカにあるIberdrolaの新施設内に「ITイノベーションセンター」を開設する。
同センターは、当初はIberdrola向けのソフトウェア開発と保守プロジェクトの場として機能するが、各種アプリケーションの設計・開発・保守を通じ、スペインおよびポルトガル地域のIBM顧客に広く貢献していくとしている。
Iberdrolaは向こう3年間の重点戦略の1つとして「イノベーション、科学研究、社会政策・エネルギー開発へのコミット」を掲げており、研究開発プロジェクトに2億ユーロを投じる計画。今回のIBMとの合意はその一環という。
IBMはまた、同じくサラマンカにあるIberdrolaの新データ処理センターのITインフラ管理契約を受注した。契約金額は810万ドルで期間は10年間。
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