ニュース
スクリーンセーバーを装うrootkit出現
タイトルは「Life is beautiful」というメール。しかしその実態は、スクリーンセーバーと見せかけてrootkitを組み込むスパムだ。
スクリーンセーバーと見せかけて、実際はrootkitを組み込むスパムが出回っている――英セキュリティ企業Sophosが7月27日、警告した。
メールのタイトルは「Life is beautiful」「Life will be better」「Good summer」などさまざまで、スクリーンセーバーに見せかけた添付ファイル(bsaver.zip)を開かせようとする。
しかしzipファイルを開くと、トロイの木馬「Troj/Agent-FZB」に感染、セキュリティソフトに感知されない2つのrootkitを組み込まれてしまう。
Sophosは「かっこいいスクリーンセーバーを入れよう」というメールには十分注意するよう促している。
関連記事
- 「iPhoneが当たりました」――発売と同時に便乗スパムも出現
iPhone人気に便乗し、ユーザーをだまそうとするスパムや偽販売サイトが登場している。 - 苦情処理組織装うスパム、上級幹部が標的に
米商事改善協会(BBB)を装った詐欺犯が、1400人の上級幹部の個人情報を盗んだことが分かった。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.