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「ネットで医療情報を入手」71%――米調査
ヘルスケア情報の入手にインターネットを活用する人は増加中だが、入手した情報が「非常に信頼できる」とする人の比率は下がっている。
米調査会社のHarris Interactiveは7月31日、ヘルスケア情報に関するインターネット利用状況の調査報告を発表した。調査は米国の成人1010人を対象に行われた。
報告によると、ヘルスケア関連の情報入手にインターネットを使ったことがある人は2005年の53%から71%に増加。これは、米国の成人1億6000万人に相当するという。また、ネット人口に対する比率は84%で、2005年調査の72%から上昇している。
ヘルスケア情報の入手にネットを使用した人の88%は、欲しい情報をうまく入手できたと回答。入手した情報が「非常に」もしくは「ある程度」信頼できるとの回答は86%に上るが、「非常に」信頼できるとの回答は26%で、2005年調査の37%から下がっている。
入手した情報について、医者と話したことがあるとした人は58%。逆に、医者との会話に基づき、情報を検索したことのある人は55%に上る。Harris Interactiveでは、インターネットは患者の医療知識に大きな影響を及ぼし、患者と医者との関係や、医療活動にも変化をもたらすものだとしている。
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