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NEC、緊急地震速報を表示する「震前大使」を発売

NECは、気象庁の緊急地震速報を表示する製品を発売した。

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 NECは8月2日、気象庁の緊急地震速報を表示する製品「震前大使」を発売した。価格(税抜)は、サーバ用ソフトウェアが90万円、端末用ソフトウェアが1台当たり2万円。

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「震前大使」の画面

 新製品は、気象庁が配信する震源地や震度、マグニチュードなどの緊急地震速報を受信し端末のPCに地震の到達時間や震度を計算し情報を再配信する機能を持つ。例えば、ある地点で発生した地震情報を受信用サーバで解析し、地点Aは10秒後に震度5強、地点Bでは15秒後に震度5弱、というように設定地ごとの震度を計算する。

 また既存の機器やシステムと連携するための接点出力と連携用プログラムも提供される。接点出力は、受信用サーバから機器に接点信号を発しエレベーターやブザーなどの機器を制御できる。連携用プログラムは、受信用サーバと館内放送システムなどをソフトウェアで連携する。これにより他のシステムから地震の到着時間や震度の情報を受信できるようになる。

 今後3年間で200システムの販売を目標とする。

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