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IBM、ブラジルにメインフレームソフト開発支援センターを開設
IBMがブラジルに開設した「System z Center」では、最新のメインフレームや14テラバイトのストレージなどを、地元企業のアプリケーション開発の場として提供する。
米IBMは8月10日、メインフレームソフトウェアセンター「System z Center」をブラジルのサンパウロに開設した。「System z9」の最新機種のほか、容量14T(テラ)バイトの「System Storage DS8300」を擁し、リソースの限られた地元企業に対し、メインフレームアプリケーションの開発・テストの場を提供する。
System z Centerは、同社4カ所目、南米では初のメインフレームソフトウェアセンター。ソフトウェアトレーニングや、IBMメインフレームを使ったソリューションの事例紹介なども行うという。
IBMはこれまでにも、「High Performance On Demand Solutions Laboratory」や「Software Localization Lab」などをブラジルに開設し、地元企業に対し、ソリューション開発やローカライゼーションのサポートなどを提供している。
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