米Microsoftは8月13日、Webメールサービス「Windows Live Hotmail」に、メールボックス容量を増やすなどの変更を加えることを明らかにした。数週間かけて、全ユーザーに変更を適用するという。
これにより、無料版のメールボックス容量は2Gバイトから5Gバイトに、有料版は4Gバイトから10Gバイトに拡大する。
また迷惑メールフォルダと削除済みアイテムフォルダのメッセージの保存期間が長くなり、ワンクリックでフィッシング攻撃を通報できるようになった。アドレス帳の重複を解消する機能も加わった。例えば「スティーブ・カフカ」という人からメールをもらって「連絡先を追加」をクリックした場合に、既に同じ名前の人がアドレス帳に載っていたらユーザーにそれを通知してくれる。
メールをHotmailアカウントからほかのアカウントに自動転送できるようにもなった。ただし無料アカウントの場合は、ほかのHotmailアカウントへの転送に限られる。このほか、Outlookなどから送られたミーティングリクエストを「accept」をクリックして受け入れ、予定表に追加できるようになったり、休暇中に届いたメールに自動返信する機能も加わった。
関連記事
- MSのオンラインストレージサービス、「Windows Live SkyDrive」に
- Hotmail容量が“Gmailの2倍”に
- MS、写真共有サービスとオンラインストレージを提供
- MS、「Windows Live Hotmail」を発表
- MS、Hotmail Plus対象の容量アップ展開でもたつき
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.