ウィルコムは8月27日、スマートフォン「W-ZERO3」シリーズなどに提供するデータ通信の高速化サービスを、9月中旬までに音声端末「WX」シリーズへ拡大させると発表した。
高速化サービスは、通信処理の最適化や画像ファイルの圧縮率を変更することでダウンロード時間を短縮し、電話機単体でのインターネット閲覧の体感速度を最大2倍に高めるもの。ユーザーは、画像ファイルの画質と体感速度のバランスに応じて4段階の設定を行える。
W-ZERO3向けのサービスでは専用ツールで画像データの処理を行ってきたが、WXシリーズ向けにはブラウザソフト(NetFront Browser/Oprea Mobile)に高速化サービス対応の専用モジュールを組み込むことで、従来の高速化サービスよりも体感速度がさらに2倍向上するという。
対象機種はWX320KとWX320KR、WX321Jで、WX320KとWX321Jは端末ファームウェアのバージョンアップで利用できるようになる。月額利用料は315円(税込み)で、開始から2カ月間は無料で利用できる。
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