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JVNの脆弱性対策情報データベースの登録数、4000件を突破
IPAは9月14日、国内向けの脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」の登録件数が4000件を超えたことを明らかにした。
情報処理推進機構(IPA)は9月14日、国内の脆弱性対策情報ポータルJVN(Japan Vulnerability Notes)の情報などを基にした脆弱性対策情報データベース「JVN iPedia」の登録件数が8月末時点で4000件を超えたことを公表した。
JVN iPediaは、影響度の高いOSやWebブラウザなどのソフトウェアの脆弱性対策に役立つ情報を登録した、国内向けのセキュリティ対策データベース検索サービス。登録件数約3200件のデータベースを4月25日より提供開始後、JVNや米国国立標準技術研究所(NVD)が公開する脆弱性データベースから毎月平均100件(JVNから約20件、NVDから約80件)を追加登録していき、8月末時点で総数4047件となった。
JVN iPediaでは英語で提供されることの多い脆弱性情報が日本語でまとめられ、さまざまな組織の公開する脆弱性情報が、共通脆弱性評価システム(CVSS v2)による深刻度や製品名、発見日、最終更新日などを基準に横断的に検索できる。
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