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Windows Media Playerのメタファイルに危険性

「.wax」などのファイルを悪用すると、Windows Media Player内部で任意のWebページを表示することができてしまうという。

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 AppleのQuickTimeの脆弱性情報を公開したハッカー組織の「GNUCITIZEN」が、今度はMicrosoftのメディア再生ソフトWindows Media Player(WMP)を悪用できてしまう問題を指摘した。

 GNUCITIZENのサイトでは、WMPでプレイリストなどの表示に使われるメタファイル(.wax、.wvx、.asx、.wmxなどの拡張子が付いたファイル)は危険だと警告。メタファイルを構成するXMLに、悪用可能なタグを幾つか見つけたとしている。

 このタグを悪用すると、攻撃者が任意のWebページをWindows Media Player内部で表示させることができてしまうという。

 GNUCITIZENは、完全なパッチを当てたWindows XP SP2と、IE 6またはIE 7およびWindows Media Player 9がインストールされたシステムでこの問題を検証。たとえデフォルトのブラウザがFirefoxやOperaになっていても、メディアファイルを開けばIEの脆弱性にさらされてしまうという。

 同サイトでは、.asxファイルを使ったコンセプト実証コードも公開している。

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