サイボウズ・メディアアンドテクノロジー(CMT)は、サーバのログを取得するシステム「サイボウズMT Server Log」を提供開始した。年内に100本の販売を目指す。
サイボウズMT Server Logは、ファイルおよびフォルダの作成や削除などの項目に加え、アクセスしたマシンの名称やIPアドレスなどのログを取得できる。複数のファイルサーバにあるログを1台のサーバに集約し、ログデータを約1/80に圧縮して管理できるのが特徴。管理ログは自動でバックアップされる。
利用はファイルサーバにインストールするだけでよく、ログ収集用のクライアントソフトウェアを必要としない。
ライセンス価格は1サーバ当たり年間で30万円(税別)。12月末まで、発売記念キャンペーン価格で9万9800円(同)となる。また、最大1カ月無償で利用できる試作版は、同社のWebサイトからダウンロード可能。
関連記事
- 一挙紹介、ログ管理ソリューション(前編)
管理対象も対象となる企業規模も多種多様なログ管理ソリューション。内部統制の構築に際しては、目的に沿って適切な製品を選んでいく必要がある。まずは、基幹系システムと情報系システムのログ管理ソリューションに目を向けてみた。 - 一挙紹介、ログ管理ソリューション(後編)
複数のアプリケーションにまたがった処理などを追いかける際には、クライアントのログや複数のソースから取得したログの統合管理が有効だ。そのためのツールを紹介しよう。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.