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基盤検証の専門組織を設立――日本オラクルとB-EN-G、SOAの協業強化
日本オラクルとB-EN-Gは、ミドルウェア製品群を活用したSOA推進の専門組織を東洋ビジネスエンジニアリング内に設立する。
日本オラクルと東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)は10月1日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)分野の協業を強化し、ミドルウェア製品群「Oracle Fusion Middleware」を活用したSOA推進の専門組織「オラクルフュージョンテクノロジーセンター」をB-EN-G内に設立すると発表した。
オラクルフュージョンテクノロジーセンターは、B-EN-GのERP、SCM、CRMにおけるノウハウと日本オラクルの製品技術を組み合わせたシステム提供を行う。B-EN-Gの持つ検証環境を用いることで、企業は製品導入における検証結果を活用し、事前検討の時間と投資リスクを削減できる。
なお、B-EN-Gは、生産・販売・物流パッケージ「MCFrame」とOracle Fusion Middlewareを連携した内部統制支援のワンストップソリューション「CONTROL2006」を昨年10月に発表するなど、ミドルウェアにおけるERP基盤の研究開発を進めてきた。
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