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時間帯によって監視項目の内容を変更するには?:運用管理・きっと役立つTips集――JP1編
知っているようで知らないことも多い運用管理ツール。「こうしたいけどよく分からない」を解決する、日々の仕事に役立つ小技を紹介する。
昼間と夜間で違う監視をする
「JP1/Performance Management」は、Windows、Linux、UNIXなどのOSが動作するサーバの稼働状況を監視するアベイラビリティ管理ソフトウェア。その管理用ツール「JP1/Performance Management - Manager」では、アラームテーブルの設定を工夫することで、時間帯によって監視する内容を変更することが可能だ。
例えば、昼間と夜間で異なる条件でCPU使用率を監視する場合は、以下のように設定する。
1.アラームテーブルの「CPU監視」にアラームを作成する
昼間の監視を行うアラーム「CPU使用率監視昼間」と夜間の監視を行うアラーム「CPU使用率監視夜間」を作成する。
2.それぞれ「アラームウィザード - 基本情報」の「高度な設定」タブで監視時刻範囲を設定する
3.アラームテーブルをエージェントにバインドする
なお、設定画面はJP1のバージョンによって異なる場合がある。
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