伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)と日本ヒューレット・パッカード、マイクロソフトは10月22日、マイクロソフトのWindows Server 2008を利用したソリューションの検証で協業すると発表した。
協業では、CTCの技術検証センター内にユーザー企業の導入環境を想定した、日本HPのHP ProLiant DL360 G5サーバおよび同DL380 G5サーバにネットワークスイッチなどの各種ハードウェアを組み合わせたマルチベンダー環境のシステムを構築。Windows Server 2008に実装されるクライアントの検疫システム「Network Access Protection(NAP)」や、情報漏えい対策となる「Terminal Service」の基本動作などについて、3社で共同検証を実施する。
検証では、サイジングデータの取得やシステム構築手法の確立、Windows Server 2008に対応する人材の育成などを目的としており、検証結果を2008年2月下旬にホワイトペーパーとして一般公開する予定。
また、CTCは検証で確立したシステム構築手法を用いて、社内システムに接続されるPCを対象としたNAPによる検疫サービスや、情報漏えい対策のクライアント向けサービスの提供を計画しており、3社で共同プロモーションも実施するという。
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