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MSとターボリナックス、WindowsとLinuxのSSOサービス開発で協業
Microsoftとターボリナックスは、WindowsとLinuxの相互運用性の向上を目的に協業する。
米Microsoftとターボリナックスは米国時間10月22日、WindowsとLinuxの相互運用に向けて協業すると発表した。両システムをシングルサインオン(SSO)で利用できるサービスの開発を中心に、販売面でも協業する。
協業では、SSOサービスの開発のほか、Microsoftが中国に保有する研究機関での両社製品の検証や顧客へのソリューション紹介、MS製品との相互運用性向上を目的するコミュニティー「インターオペラビリティ・ベンダーアライアンス(IVA)」へのターボリナックスの参加、Open XML-ODFフォーマット変換ツール開発プロジェクトでの協力関係の推進、ターボリナックス製品へのWindows Media PlayerおよびWindows Live Searchの搭載などを行う。
両者では、WindowsとLinuxの両システムをSSOで利用できることにより、システムの利用効率の向上やヘルプデスク関連コストなどの削減効果が期待できるとしている。ターボリナックスは、Microsoftと包括的な協業を行うLinuxベンダーとしては、アジアで初めてになるという。
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