日本HP、無線LAN環境を可視化する管理ツール
日本HPは、ProCurveブランドの無線LAN機器を一元管理するProCurve Manager用アドオンモジュールを2008年1月にリリースする。
日本ヒューレット・パッカードは、無線LAN機器を一元管理するツール「ProCurve Mobility Manager 2.0」を2008年1月1日より販売開始する。無線のサイトサーベイや監視に利用できる。
ProCurve Mobility Manager 2.0は、同社のネットワーク機器「ProCurve」の管理ツール「ProCurve Manager Plus」のプラグインモジュールとして提供され、ProCurveブランドの無線LAN機器のネットワーク設計や導入、管理を一括して行う。機器やグループ単位でSSIDやチャンネル、セキュリティ強度などを簡単に設定できる。
電波強度などを調べるサイトサーベイでは、設計画面上にオフィスの図面を取り込み、障害物などの情報の入力と併せて機器を配置することで、容易に無線クライアントの位置や電波範囲のモデル化が可能。また、管理画面に不正アクセスポイントなど管理下にない無線機器を含めて表示させ、セキュリティ対策やトラブルシューティングに役立てることができる。
また管理支援機能として、機器タイプ、無線の設定、データレートを選択すると、自動的に機器の数や物理的な位置、送信出力やチャンネルといった機器の設定パラメータを自動的に決められるウィザードや、クライアントの使用状況やパフォーマンス、帯域使用率などを診断するリポーティング機能を備える。
価格は50台の機器管理ライセンスで24万4440円、100台の追加ライセンスで48万8250円、無制限の機器管理ライセンスで366万4500円。
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ヒューレット・パッカード(HP)は、他事業に比較するとあまり目立たないが、「ProCurve」というブランドの下、ネットワーク機器関連事業を展開している。LANスイッチの売り上げで急成長を遂げたHPが、新しいビジョンとともに次の一手を繰り出す。
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