台湾のSeagate製HDDがマルウェアに感染しているのが見つかったという。セキュリティ企業のTrend Microが11月13日、Taipei Timesの報道を引用して伝えた。
それによると、マルウェアはSeagate Maxtor BasicsのHDDに見つかった。このマルウェアは、感染したシステム上にある情報を国の「.cn」ドメインを使ったWebサイトにアップロードする。ホスティング先には米テキサス州ダラスや韓国もあるという。
台湾当局は域内のSeagate製品販売業者に対し、影響を受ける製品の販売を直ちに中止するよう指示したという。
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