米Curlは11月19日、リッチクライアントプラットフォームの最新版「Curl Ver 6.0」を提供開始した。
Webシステム開発言語である「Curl」は、企業アプリケーションのリッチクライアント化ソリューションとして、日本企業約300社で採用実績を持つ。
最新版は、Windows 98以降のWindows OS、Linux、Mac OS Xに対応。JavaScriptとCurlのAPIを統合するマッシュアップを実装するほか、アンチエイリアスやアルファ合成といった画像処理機能を搭載する。ユーザーインタフェースが拡張され、スキンパッケージ機能によってCurlアプリケーションの外観に陰影や傾き、角の丸みなどを加えることが可能になった。
また、ドラッグ&ドロップで利用できるレイアウトエディタ、デバッカー、パフォーマンス解析、会話形式のドキュメンテーションなどの機能を持つ統合開発環境(IDE)も提供される。
価格は、1ライセンス当たり150万円からで、IDEは5万9800円。日本語版は12月中に提供開始される予定。
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