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KDDIとラック、セキュリティ事業で提携
KDDIとセキュリティベンダーのラックはセキュリティ事業で提携した。同時にラックの親会社ラックHDとKDDIの資本提携も発表した。
KDDIとラックは11月27日、セキュリティ事業で提携すると発表した。同時に、ラックの親会社であるラックホールディングス(ラックHD)とKDDIの資本提携も発表した。
提携では、KDDIのネットワークサービスとラックのセキュリティ監視センター(SOC)サービスを組み合わせた企業向けのネットワークセキュリティサービスを展開する。イントラネットやデータセンター、モバイル分野を対象に2008年10月から共同商品・サービスの提供を始めるという。また運用・保守サービスも予定しており、同日から営業およびマーケティング活動での協業を開始した。
資本提携では、KDDIがラックHDの発行済み株式141万4200株(発行済み株式の5.0001%)を既存株主の譲渡によって取得する。取得価格は約4億4600万円。KDDIとラックHDは資本提携の目的について、「セキュリティ事業の提携を強固にするため」と説明している。
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