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キオスク端末3000台の空きリソース、仮想化でサービスに
全国約3000カ所のキオスク端末が持つ余剰リソースを仮想化でつなぎサービスとして提供する。フレパー・ネットワークスとソフィア総合研究所はそんなストレージサービスを開始する。
フレパー・ネットワークス(フレパー)は11月29日、ソフィア総合研究所(SRI)と業務提携し、全国約3000カ所のキオスク端末の余剰リソースを集めて提供するサービスを開始する。
同サービスは、全国のコンビニエンスストアなどに設置されているフレパーのキオスク端末が持つCPU/メモリ/HDDなどの余剰リソースを使用。SRIはそれぞれの端末をネットワークで結び、仮想的なデータセンター(DC)を構築する。
現在、1TバイトのHDDを搭載したフレパーのキオスク端末「F'7000Lb」や2Tバイトの容量を持つ「F'9000Lb」などの「約半分が余剰リソース」(フレパー広報部)となっている。これをネットワーク化することで、大手コンテンツ配信業者規模のストレージリソースを集めることが可能という。データは3000カ所に分散して保存するため、災害時においてもリアルタイムでシステムを復旧できる。
2社は、2008年1月から新サービスのテストを始め、2008年8月に一般向けサービスとしての提供を目指す。
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