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iptablesを使って特定のネットワークアプリケーションをブロックするLeverage OSS(2/2 ページ)

社員がこっそりIMでチャット――会社で許可していないのであれば、IT部門はそうしたトラフィックをブロックするように指示されるかもしれない。そんなとき、iptablesの知識は問題解決の道しるべとなってくれる。

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 ネットワークアプリケーションはほかにも数多く存在するので、同じ1つのファイルの中でさまざまなポート番号やIPアドレスを扱うようにスクリプトを改良することもできる。設定ファイル(ファイル名はip_ports_blockedとする)は以下のようなものにすることができる。

# さまざまなアプリケーションに関してブロックするIPアドレス

# ********************************

# MSN messenger

# 営業部 第2オフィス

192.168.100.10:1863

# 経理部(全体)

192.168.100.23:1863

192.168.100.24:1863

192.168.100.25:1863

# 製造部A棟

192.168.100.50:1863

# mysql

# 営業部 第2、第6オフィス

192.168.100.10:3306

192.168.100.11:3306


 以下に、ip_ports_blockedを処理するように変更したスクリプトを示す。

*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***

 ITマネジャーはこのテクニックを使うことで、社員が不必要なネットワープアプリケーションで時間を浪費しないようにすることができる。プロキシを使用しなくても、MSN Messengerなどのアプリケーションを1つだけブロックするスクリプトや複数のアプリケーションをブロックするスクリプトを必要に応じて使用すればよいだろう。

Sergio Gonzalez DuranはLinux管理者、システム開発者、ネットワークセキュリティカウンセラー。Linux教育コースも担当し、スペイン語のLinux/オープンソースWebサイトlinuxtotal.com.mxを運営している。


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