MS、Second LifeでC#言語イベントを開催
Microsoftでは、仮想プラットフォームであるSecond Life上でC#デベロッパーデーを開催する予定だ。
Microsoftは12月8日、仮想世界のプラットフォームであるSecond Life上で「Microsoft C# Day」を開催し、C#を使ったことがない開発者に同言語を紹介する。
MSDN(Microsoft Developer Network)の開発エバンジェリスト、ゼイン・ナボウルシ氏は11月30日付のブログ記事で、「Second Life上で初のビッグイベントをいよいよ開催することになった。C#を使ったことがなく、同言語についてもっと知りたいという人にとって、C# Dayは素晴らしい経験になるだろう」と述べている。
Second LifeのユーザーはMicrosoft Visual Studio Islandに行き、キオスクで参加登録することができる。Second Lifeを使ったことがない人や、もっと詳しいことが知りたいという人は、C# Dayの情報ページでイベントに関する情報を入手することができる。
ナボウルシ氏によると、Microsoftではイベントの参加人数を40人に限定しているという。このため、「できるだけ早く登録するように」と同氏は付け加えている。
C# Dayの予定表によると、開発者はC#言語の基本機能と特徴について学ぶことになる。Microsoftでは、この講習を修了した開発者はC#プログラムを書く自信が身につくはずだとしている。また、受講に際して予備知識は一切必要ないという。
C#プログラミングの紹介は講義中心ではなく、実際にプログラミングに参加する形で行われる。Microsoftによると、講義教材が使用される時間は30分以下だという。
イベントの参加者は全員、Visual StudioまたはVisual C# Expressのほか、開発プラットフォームのInnerWorkingsをインストールしていなければならない。
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