ヤフーは12月3日、メールサービス「Yahoo!メール」に、送信元アドレスを偽装した「なりすましメール」を受信拒否する機能を追加した。
Yahoo!メールでは、送信サーバによって暗号化された送信メールのドメイン情報を、受信サーバがメールのヘッダーのドメインと照合する認証技術「DomainKeys」などにより、迷惑メールを防止してきた。
ユーザーがメールオプションからなりすましメール拒否設定を有効にすると、Yahoo.co.jpやDomainKeysを導入しているプロバイダのメールになりすましたものを、受信サーバ側で拒否できる。
また、Yahoo!メールのサブアドレスとして利用できる「セーフティーアドレス」を、最大10個まで作成可能になった。
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