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ドリコムのCMSに障害、500社のサイトに影響
ドリコムのシステムに障害が発生した。12月5日、6日の両日にわたり、同社のCMSを利用する企業約500社のホームページが閲覧できなくなるなどの影響が出た。
CMS(コンテンツ管理システム)サービスを提供するドリコムのシステムに障害が発生した。12月5日、6日の両日にわたり、同社のCMSを利用する企業約500社のホームページが閲覧できなくなるなどの影響が出た。
障害が発生したのは12月5日の午後4時半から7時10分の間。RSSを読み込み、サイトに表示する機能に不具合が発生した。現在は問題は解消している。
ドリコムによると、システムに想定外の条件が発生し、プログラムに不具合が起きた。クライアントからの接続の処理がサーバにたまり続ける現象により、サーバへの負荷が高まり、ユーザー企業のホームページにアクセスできない状況になった。
同社のCMSは6日にも異なる理由で停止した。停止したのは昼前の30分間。システムの無料利用サービスの登録処理に不具合が発生したことが原因。こちらも既に解決済みという。
ドリコムのサービスを利用する製造業専門のコンサルティング会社、ネクステックは「障害の影響はほとんどなかったが、もしIR関連の情報などを提供していたら大きな被害を受けていたかもしれない」と話している。
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