セキュリティ企業のF-Secureは12月18日、「Happynewyear.exe」という名称のマルウェアが出回っているとして注意を促した。
Happynewyear.exeはスパムメールの添付ファイルとして送信されている模様で、F-Secureではトロイの木馬「PSW:W32/Delf.BBE」として検出。実行すると、デスクトップとシステムトレイにクリスマスツリーの画像を表示する。
しかしその裏でパスワードなどの情報を盗み出し、「lbss.3322.org」に送信してしまうという。F-Secureでは不用意にクリックしたりしないよう、注意を呼びかけている。
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