米Cisco Systemsは12月19日、Firewall Services Module(FWSM)の脆弱性に関するアドバイザリーを公開した。米US-CERTなどもユーザーに注意を促している。
それによると、FWSMは、Cisco Catalyst 6500スイッチとCisco 7600 Seriesルータに使われているファイアウォールモジュール。脆弱性は、FWSM System Softwareバージョン3.2(3)にのみ存在する。
悪用されるとFWSMがリロードされ、サービス妨害(DoS)状態を誘発される可能性があるが、この問題が意図的に悪用されたという情報は入っていないという。
脆弱性を修正したアップデートバージョンの3.2(4)は、12月31日の週にリリース予定。アドバイアリーではそれまでの間の回避策を紹介している。
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