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Mozilla、オンラインサービス「Weave」を開発

Weaveは「ブラウザとオンラインサービスの統合」を目指すプロジェクトで、ユーザーはブックマークなどをオンラインに保存できる。

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 Mozilla Foundationの研究部門Mozilla Labsが、ブラウザとオンラインサービスの統合を強化する新プロジェクト「Weave」を立ち上げた。

 このプロジェクトは、Firefoxのユーザー体験を強化し、ユーザーが個人情報をよりコントロールできるようにし、開発者に革新的なオンラインサービスを構築する機会を提供することが目標という。

 Weaveでは、ユーザーはオンラインにブックマークや履歴などのメタデータを保存して、それをオンライン経由でどこからでも利用できる。メタデータを友人や家族、第三者と共有することも可能だ。

 12月21日にリリースされたWeave 0.1では、基本的なフレームワークとサーバサイドの機能、単一のオンラインサービス提供者に対応した認証、複数クライアントからサーバへのブックマークと履歴の同期化を提供し、デフォルトですべてのユーザーデータが暗号化される。利用するには、Firefoxのバージョン3.0β2以上が必要。

 2008年初めにはバージョン0.2をリリース予定で、開発者向けWebサービスAPI、特定のメタデータへのアクセス権管理などを盛り込む予定という。


Weaveのロゴ

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