12.1型で世界最小の設置面積、富士通の法人モバイルPC新製品
富士通は、企業向けノートPC「FMV-LIFEBOOK」シリーズに、ワイド画面の12.1型では設置面積が世界最小となる新製品を投入する。
富士通は1月15日、12.1型ワイド画面PCでは設置面積が世界最小となる企業向けノートPC「FMV-LIFEBOOK」シリーズの新製品「FMV-R8250」を発売した。1月下旬から出荷を始める。
新製品は、設置面積が567平方センチメートルで、12.1型ワイド液晶画面を搭載するノートPCとしては世界最小。ワイド画面モデルではないものの、12.1型ノートPCのFMV-LIFEBOOK Bシリーズに比べて約10%の縮小化を実現している。
CPUに「インテル Core 2 Duo プロセッサー SL7100(1.20GHz)低電圧版」や、ガラス部分を薄型化したLEDバックライト液晶画面を採用した。本体重量はスーパーマルチドライブ搭載モデルで約1.16キログラム、ドライブ非搭載モデルで約1.04キログラムと軽量性化を実現した。
動作時間(Windows XP Professional利用時)は、標準バッテリで約7.8時間、大容量バッテリで約11.9時間。バッテリの動作情報の表示や消耗状態の計測ができ、充電容量の全体80%に抑えることで寿命を約1.5倍に延ばす「バッテリーユーティリティ」機能も搭載している。
このほか、標準で指紋認証センサーやTPMセキュリティチップを搭載し、オプションでHDD暗号化機能や接触型スマートカードによる認証機能も盛り込める。製品価格の目安は、Windows Vista Business搭載の最小構成の場合で、スーパーマルチドライブ搭載モデルが26万5000円、非搭載モデルが24万3000円となっている。
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