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携帯電話コストを削減する企業向けサービスが登場
Strata8 Networksが打ち出した新サービスは、携帯電話を企業のネットワークに取り込むことで内線電話として使えるようにするというもの。
新興携帯電話会社の米Strata8 Networksは1月17日、企業向けの携帯電話サービス「Enterprise Cellular」を発表した。同じ敷地内の社員間の通話であれば、携帯電話を使った場合でも内線として扱えるようにするサービス。同社では、このサービスの利用によって企業は通信費を最大25%削減できるとしている。
Enterprise Cellularでは、企業の敷地内に専用の基地局を設置し、ネットワークを構築する。このネットワークに登録された端末は、携帯電話であっても固定電話であっても、いわゆる社内電話と同じ扱いになり、ネットワーク内の端末同士の通話はかけ放題となる。携帯電話を持ってネットワーク外へ出ると、Strata8が提携する携帯電話会社のサービスへと自動的に切り替わる。
またStrata8は同日、Capital Partners、Lightspeed Venture Partners、Wirefree Partnersから800万ドルの資金を獲得したことを発表した。同社のCEOはMicrosoftのユニファイドコミュニケーショングループでビジネス開発ディレクターを務めていたアンドリュー・バフミア氏。
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