ニュース
Dell、省エネブレードサーバ「PowerEdge Mシリーズ」発売
新ライン「PowerEdge Mシリーズ」は、IBMやHPの製品に比べて省エネルギー・高性能をうたっている。
米Dellは1月21日、ブレードサーバの新しい製品ライン「PowerEdge Mシリーズ」を発売した。「Energy Smart」と名付けられた省電力構成のモデルで、他社製品以上の省エネルギー・高性能を実現したという。16枚のサーバブレードを格納できるエンクロージャ「M1000e」は5999ドルから、ブレードは1849ドルからで、世界中で提供を開始した。
Dellによると、PowerEdge Mシリーズは、米Hewlett-Packard(HP)の「BladeSystem c-Class」と比べて消費電力は最大で19%低く、25%優れたワット性能を発揮するとしている。米IBMの「BladeCenter H」との比較では、消費電力は12%低く、ワット性能は28%優れているという。
M1000eは10Uサイズのエンクロージャで、DellのPowerEdgeブレード「M600」および「M605」に最適化されており、クアッドコアのプロセッサ(IntelのXeonまたはAMDのOpteron)を2個までサポート。イーサネットやFibre Channel、Infinibandなどのネットワーク接続が利用できる。また、接続インタフェースに「FlexIO」スイッチ技術を採用し、より柔軟なスケーラビリティを実現したとしている。
関連記事
- デル、ストレージ製品のラインアップを刷新
ストレージ製品を強化。デルは、NASサーバ「PowerEdge Storage Server」を「PowerVault」シリーズに統合し、新たに「PowerVault NF」「PowerVault DP」の2シリーズとして発表した。 - “シンプルなIT”を目指す――デルとパートナー各社の取り組み
11月29日に開催された「Dell Enterprise Showcase 2007」では、デルのジム・メリット社長をはじめ、パートナー各社のトップが次々に登壇。デルが目指す「Simplify IT」に支持を表明した。 - デル、クアッドコアAMD Opteron搭載サーバを発表
デルは、同社のx64系サーバ「PowerEdge」シリーズに「クアッドコアAMD Opteronプロセッサ」を搭載したサーバ3機種を発表した。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.