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大学サイトのセキュリティチェックにGoogle Alertsを活用
Google Alertsを利用して大学特有のセキュリティ問題に対処する方法をSANSが紹介している。
学生や研究者が独自の環境を構築していてセキュリティを一元管理しにくい大学で、Google Alertsを使って問題を発見できる方法があるという。SANS Internet Storm CenterのWebサイトで2月3日に紹介された。
大学はデータセキュリティに関して特有の問題を抱えていると、筆者のスコット・フィンドリー氏は指摘する。研究者や学部ごとの自立性が強いため、大学のIT部門が提供するのは帯域幅のみという状況になりがちになっている。電子メールやWebサーバ、DNSなどのサービスを一元管理しているケースは少なく、しかも一律のセキュリティポリシーの強制が嫌われがちである、セキュリティ環境にムラが生じる傾向があるという。
こうした現状の中、大学のネットワークには学生組織や研究組織のサイトをホスティングしている非公式のWebサーバが多数存在。しかしこれらWebサーバの開発者が卒業したり異動になったりすると、サイトがメンテナンスされないまま残り、大学のセキュリティ担当者が把握し切れない状況になる。
Google Alertsは、こうした問題に対応する目的で活用できるという。フィンドリー氏はゲストブックやブログに掲載されたコメントスパムを見つけ出すのにGoogle Alertsを利用しており、ほかにも問題のあるキーワードをチェックする用途で、Google Alertsが役に立つと紹介している。
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