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MS、仮想化技術「Hyper-V」リリース候補版を提供開始
Microsoftのサーバ仮想化技術、「Hyper-V」リリース候補版の提供が始まった。正式版の8月リリースという計画に変更はないという。
米Microsoftは3月19日、サーバ仮想化技術「Hyper-V」のリリース候補(RC)版を提供開始したと発表した。2月に発売したWindows Server 2008に搭載されたβ版と比べ、今回のRC版はほぼ正式版に近い形だという。Hyper-VのWebサイトからダウンロードできる。
RC版では、Windows Server 2003 Service Pack 2(SP2)、Novell SUSE Linux Enterprise Server 10、Windows Vista SP1、Windows XP SP3をゲストOSとして新たにサポートしている。また対応ホストサーバがWindows Server 2008 Standard、Enterprise、Datacenterの64ビット版まで拡張され、英語だけでなくオプションでドイツ語と日本語にも対応可能となっており、正式版ではさらに多くの言語をサポートする予定という。
Hyper-Vの正式版は8月にリリースされる予定で、Windows Server 2008完成から180日以内にHyper-Vを出荷するという当初の計画に変更はないとしている。
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