米Oracleが3月26日発表した同社第3四半期(12〜2月期)決算は、売上高は53億4900万ドルで前年同期比21%増、純利益は13億4000万ドル(1株当たり30セント)で同30%増だった。
ソフトウェア収入が前年同期を21%上回る42億4000万ドル、サービス収入は21%増の11億900万ドルだった。ソフトウェア収入のうち、新規ソフトウェアライセンス収入は16%増の16億ドル、ライセンス更新・サポート収入は25%増の26億ドルとなっている。また新規ライセンス収入については、データベース・ミドルウェアが20%増、アプリケーションが7%増だった。
チャールズ・フィリップス社長は、データベース・ミドルウェア新規ライセンス収入の伸びが加速したとし、「今後も成長率を高め、IBMから市場シェアを奪う」とコメントしている。
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