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IBM、SOA促進のためのソーシャルネットワークを構築
「IBM SOA Social Network」はFacebookやTwitterなどの主要SNSとも統合され、将来的にはSecond Lifeでの仮想会議も行う予定。
米IBMは4月7日、SOA(サービス指向アーキテクチャ)推進のための、グローバルなソーシャルネットワーク「IBM SOA Social Network」を構築すると発表した。各業界で活躍するビジネスリーダーやIT技術者、大学教授、学生、そのほかSOAに関心を持つ多くの人々が、知識や情報、ベストプラクティスを共有し、スキルを磨く場所にするのが目的という。
IBMは、4月6日から11日まで米ラスベガスで開催のSOA会議「IMPACT 2008」で、72時間におよぶオンライン会議「SOAジャム」を実施し、SOAに関連した問題、課題、アイデアなどを出し合っている。SOA Social NetworkはIBM Lotus Connectionsによる仮想インタラクションが可能なだけでなく、FacebookやTwitterなどの主要ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)とも統合されるという。また将来的には、Second Lifeでの仮想会議も予定している。
IBM SOA Social Networkはオープンなネットワークであり、SOAに興味を持ち情報を共有したい人であれば誰でも無料で参加できる。
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