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インターネット犯罪の国際会議を東京で初開催――APWG主催で5月に
フィッシング犯罪対策の推進団体「APWG」は、インターネット犯罪をテーマにした国際会議を5月に東京で初開催する。
フィッシング犯罪対策を推進する民間団体「APWG(Anti-Phishing Working Group)」は、インターネット犯罪をテーマにした国際会議「Counter eClime Operation Summit II(CeCOS II)」を、5月26〜27日に東京で初開催する。
CeCOS IIでは、ゲスト講師として企業の情報システム管理者やセキュリティ専門家、研究者、エンジニア、法執行・捜査機関の担当者、APWG研究者らが来日し、フィッシング詐欺などインターネット犯罪をテーマにした内容で講演する。
また、犯罪対策の成功事例の共有や、犯罪ドメインの削除リスト、クライムウェア(犯罪目的で作られた不正プログラム)の進化の状況、インターネット犯罪への世界規模での対策や犯罪構造、ボットネット管理、共通のデータ報告形式によるインターネット犯罪対応策などに関するセッションも開かれる。
会場は、千代田区紀尾井町1-2のグランドプリンスホテル赤坂別館ロイヤルホール。参加費用は4万8650円で、来場申し込みはWebサイトで受け付けている。
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