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レガシー資産を生かすwebMethodsのアプローチとはJ-SOXが追い風?(2/2 ページ)

ITシステムは、「作る」より「買う」、「買う」よりも既存部品で「組み立て直す」ことでビジネス上の価値を迅速に引き出せるようになってきた。SOA基盤を提供するwebMethods/ソフトウェア・エー・ジーにとっては、J-SOXこそ追い風だという。

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ITのあるべき姿を追求するサービス

 「ビジネスの改善にITを役立てる」という、いわばITシステムのあるべき姿を追求すべく、同社はプロフェッショナルサービスにも力を注いでいる。現在同社の売り上げの25%をサービスが占める。

 「ビジネスの課題を解決して初めてITの価値を引き出せたことになる。われわれはその時間を短縮したい」と話すのは、来日したオズ・ロミッシュ上級副社長。彼は、ドイツを中心とした東半球のプロフェッショナルサービスを統括するという。

 同社は、「Customer First」と呼ばれるプログラムを用意し、ニーズの把握からソリューションの評価、プロジェクトの展開、そして最適化に至るライフサイクル全体で、その迅速化を図るサービスを提供する。

 「J-SOXをはじめとする規制への緊急対応に予算や人が割かれる中、われわれのソリューションであれば、実証済みのレガシーシステムをサービス化し、拡張し、組み立て直すことで、迅速に新たな価値へと転換できる」とロミッシュ氏。

 IDSシェアー、サヴィオン、IBMの傘下に入ったFileNetなど、BPMプレーヤーは数あるが、「SOAアプローチで既存の資産を再利用する機能が統合されている点で、ライバルとはまったく違う」と森川もその強みを強調する。

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