Windows Server 2008が家電量販店をジャック!
マイクロソフトは4月18日、都内量販店にてWindows Server 2008のデモンストレーションイベントを行った。
マイクロソフトは4月18日、ビックカメラ有楽町店にて4月16日に販売が開始されたWindows Server 2008のデモンストレーションイベントを行った(同時にヨドバシカメラ マルチメディアAKIBAでも開催)。Enterprise Edition/Standard Edition/Web Serverの各エディションが店頭でパッケージ販売されることを受けての取り組みとなる。
マイクロソフト Windows Server製品部 エグゼクティブプロダクトマネジャーの森屋幸英氏。「今日の限られた時間の中では、Windows Server 2008の魅力を語りつくせない。ぜひ皆さん自身の手で製品に触れてほしい」
デモンストレーションを担当したマイクロソフト Windows Server製品部 エグゼクティブプロダクトマネジャーの森屋幸英氏は、「Windows Server 2008には『3大新機能』がある。Hyper-Vによる仮想化機能、ターミナル サービスによるアプリケーション配布の効率化、NAP(ネットワーク アクセス保護)による検疫保護機能の搭載など、いずれも強力なメリットだ」とアピール。特に仮想化(Hyper-V)と検疫保護(NAP)については、「どちらも従来では数100万円から1000万円以上ものコストをかけなければ実現しなかった機能。それが、一切の追加コストなく利用できる」(森屋氏)とデモを交えつつ訴えた。
上記に加えた「おまけ」の進化要素として、森屋氏はネットワークパフォーマンスの向上を挙げた。Windows Server 2008とVistaを組み合わせた検証環境において、ファイル転送速度が約6倍まで向上したという。「自分もユーザーとして普段使っている中で、速度の向上を強く実感している」(森屋氏)
従来のWindows ServerユーザーだけでなくUNIX/Linuxユーザーにも勧めたい
森屋氏によるとWindows Server 2008は、これまでのWindows Server製品に対するマイナスイメージ(セキュリティの不安や、速度など)を完全に払拭できる完成度だという。
「Windows PowerShellに代表されるような高度な使いこなしもできる。UNIXやLinuxといったOSでサーバを運用していたユーザーの期待にも応えられるだろう。またリースアップを迎えるWnidows 2000 ServerユーザーがWindows Server 2008環境へ移行すれば、Hyper-Vなどでリース期間に縛られない環境を構築できる。この機会にぜひ、Windows Server 2008の導入を検討してほしい」(森屋氏)
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