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MSとNovell、中国市場での相互運用性拡大で提携
MicrosoftとNovellが中国市場における提携を強化。LinuxとWindowsの相互運用性強化と、無償Linuxから有償SUSE Linux Enterpriseへの乗り換え推進を目指す。
米Microsoftと米Novellは4月21日、中国での相互運用性に関する提携を強化すると発表した。無償のLinuxユーザーを有償サポート付きのSUSE Linux Enterpriseへと移行させることを目指し、追加投資も行う。
両社は特に、相互運用性への需要が高い、高性能コンピューティング(HPC)分野(SUSE Linux Enterprise ServerとWindows Compute Cluster Serverがデュアルブートで動作する環境)や仮想化環境分野(Windows Server 2008のHyper-VとSUSE Linux Enterprise Server 10のXen技術のクロスプラットフォーム)をターゲットとし、マーケティングやトレーニング、コンサルティングなどを共同で行っていく計画だ。
また、中国企業のPeople's Insurance Company of China Group(PICC)、Dairy Farm Company、Dawning Information Industryが、NovellのSUSE Linux Enterprise Serverの3年間のサポートをMicrosoftから受けることで合意したことも明らかにした。
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Linux | Microsoft(マイクロソフト) | Novell | SUSE | 中国 | HPC | Hyper-V | 仮想化 | Windows Server 2008 | Xen
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