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NASA、次世代スーパーコンピュータでIntelおよびSGIと協力
最大処理能力1ペタFLOPSのシステムを2009年までに、10ペタFLOPSのシステムを2012年までに共同開発する計画。
米航空宇宙局(NASA)と米Intel、米SGIは5月7日、NASAのスーパーコンピュータの性能向上に向け、協力することで合意したと発表した。
合意により3者は、NASAエイムズ研究所のNASA Advanced Supercomputing(NAS)施設でのモデリングおよびシミュレーション能力向上のためのプロジェクト「Pleiades」で協力。2009年までに最大処理能力が現在の16倍に上る1ペタFLOPS(ペタFLOPS:毎秒1000兆回の演算処理)のシステムを、2012年までにその10倍の10ペタFLOPSのシステムを開発する計画。
NASAは「こうした性能増強は、われわれが画期的な科学的発見を行うのに必要なものだ」としている。
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