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OpenOffice.org 3.0公開β版リリース

3.0はMac OS Xにネイティブ対応する初のバージョン。「Start Centre」など多数の新機能が盛り込まれている。

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 OpenOffice.orgは5月7日、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org 3.0」の公開β版をリリースした。

 X11なしでMac OS Xにネイティブ対応する初のバージョンであり、「Start Centre」、新しいアイコンなどの新機能を多数備える。表計算ソフト「Calc」では、新しいソルバーコンポーネント、ほかのユーザーとのワークブック共有機能が加わり、シートの列数の上限が256から1024に拡大した。ワープロソフト「Writer」では、メモ機能や編集中の複数ページの表示が改良されている。チャートや描画の機能も強化された。


Start Centre

Mac OS Xにネイティブ対応

 OpenOffice.org 3.0はOpenDocument Format(ODF)1.2をサポートし、Microsoft Officeのバイナリファイルフォーマット(.doc、.xlsなど)に加えて、Microsoft Office 2007およびOffice 2008 for Macで作成した.docx、.xlsxなどのファイルも開くことができる。

 β版はWindows、Linux、Mac OS X、OpenSolaris向けに提供されており(現時点では英語のみ)、OpenOffice.orgのサイトから無料でダウンロードできる。正式版のリリースは9月の予定。

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