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NTTドコモとグリッドマーク、ドットコード事業の合弁会社を設立:印刷物とケータイの連動
NTTドコモとグリッドマークは、「見えないバーコード」と呼ばれるドットコード事業のための合弁会社「DCP」を設立する。
NTTドコモとグリッドマークは6月16日、「点(ドット)」を使用したパターンコードの「ドットコード」事業を手がける合弁会社「DPC」を6月18日に設立すると発表した。印刷物と携帯電話を連携されたソリューションの開発、提供を目指す。
ドットコードは、紙などに印刷されたコード番号や座標情報が定義されたパターンを専用スキャナで読み取ると、マルチメディア情報やWebサイトなどにアクセスできる。画像の中に「点」を埋め込む仕組みで、「見えないバーコード」とも呼ばれる。
2社ではNTTドコモの保有するモバイルビジネスのノウハウや顧客基盤、グリッドマークの保有するドットコードの専用実施権、技術、ノウハウを連携させ、紙媒体の利点と携帯電話の利点を生かしたドットパターンのビジネスモデル創出を目標にしている。
新たに設立するDCPは資本金が2億3750万円で、出資比率はNTTドコモが63.2%、グリッドマークが36.8%。本社所在地は東京都千代田区。DCPでは、グリッドオンプット技術を活用したモバイル向けサービスやデバイスの企画および開発、販売とドットコード管理サーバの開発や運用、認証情報の発行および管理を行う。
DCP設立に先立ち、NTTドコモは6月16日付けでグリッドマークの発行済株式総数の8.9%に当たる普通株式2400株を第三者割当増資および譲受で取得している。
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