情報処理推進機構セキュリティセンターとJPCERTコーディネーションセンターは6月19日、オープンソースのCGIラッパープログラム「CGI Wrap」にクロスサイトスクリプティングの脆弱性が発見されたとして、JVN(Japan Vulnerability Notes)に情報を公開した。
対象となるのはCGI Wrap 4.0およびそれ以前のバージョン。CGIWrapは、Webサーバ上でユーザー権限によってCGIを実行するためのプログラム。エラー画面を出力する際の処理が不適切なため、Webブラウザ上で任意のコードを実行される恐れがある。
CGIWrapは、この脆弱性に対処したCGIWrap 4.1を公開し、ユーザーに至急アップデートするように呼びかけている。
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