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Eclipse projects、年次アップデート「Ganymede」リリース
Eclipse projectsに対する年次アップデート「Ganymede」が予定通りにリリースされた。広範なプロジェクトが一斉にアップデートされているので、変更点を確認しておきたい。
Eclipse Foundationは6月25日、Eclipse projectsに対する年次アップデートを「Ganymede」(開発コード名)としてリリースした。毎年6月に実施されているこの年次アップデートだが、今年は1800万行のコードと23件のプロジェクトがアップデートされている。
今回注目を集めている新機能の1つが、プロビジョニング機能の「p2」。従来のアップデートマネージャを置換するもので、Eclipseと新しいセキュリティ機能を簡単にインストール/アップデートできるようになった。
Eclipseプラグインも多くがアップデートされており、その中には2007年10月にリリースしたAjax開発用の「Rich Ajax Platform」(RAP)などが含まれているほか、SOA開発者向けのデザインツール「SCA Designer」も追加された。
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