NECとNECソフトは7月2日、PC検疫ソフトの最新版「InfoCage PC検疫 V2.0」を発売した。8月1日から出荷する。
新製品は管理サーバの二重化やオンラインでの自動バックアップに対応。従来に比べて、障害時にサーバ切り替えに伴うサービス停止時間を約40%削減したほか、サービスを停止することなく、システムバックアップができるようになった。
NECのマルチレイヤスイッチ「UNIVERGE IP8800」シリーズやF5ネットワークスのSSL VPN装置「FirePass」シリーズと連携し、シンクライアント端末の検疫や無許可端末からの接続の遮断するなど、シンクライアントと既存PCが並存する環境でも運用できるようにした。エージェントソフトを搭載しない端末の接続を遮断する機能も追加されている。
製品価格は、最小構成の場合で92万円からとなる。
関連記事
- NEC、「協調型」セキュリティの枠組みを拡大
- NEC、シスコ/トレンドマイクロ製品と連携する協調型検疫システム
- 目指すは「協調型セキュリティ」、NECがInfoCageを軸にパートナー制度
- 個別の対策から協調型セキュリティへ、NECが対策ソフトを刷新
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.